定点観測

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2025 09

ズームアップ1

ローライズ(見え)ボトムス

定義

股上が浅いデザインのボトムスすべて。ウエストの位置がへそ下5cm程度を目安とする。また、股上の深さが標準〜深いデザインのボトムスを意図的に下げてローライズ風に見せる着こなし(腰パン/下げパン)も含む。

カウントデータ 渋谷・原宿・新宿の3地点合計(13:30~14:30の1時間)
10000
7500
5000
2500
集計数 : (人)
  • 男性通行人
  • 女性通行人
  • うちスカート着用
年間推移を表示
男性通行人
女性通行人
うちスカート着用
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実施日

プレイバック

  • 渋谷

  • ストリート感あるローライズのミリタリーパンツをチューブトップスでゴージャスな着こなしに。ハイウエストパンツにミドリフ丈トップスでミドリフ(横隔膜)出しをしていた2015年前後から10年、肌見せのバランスも大きく変化している。

  • 00年代前半を彷彿させるかなり浅めのローライズパンツも登場。短丈のチューブトップスで腰回りやデコルテをしっかり肌見せしていた。

  • アクネストゥディオスのトロンプイユバギーショーツはキャッチーなプリントの他、ローライズデザインやピンクのバックロゴなどストリート感たっぷりの一枚。

  • ミニマルながらもローライズ気味のバギーショーツと長袖のショート丈トップスのバランスに更新感を感じる。バーガンディやブラウンの組み合わせも旬。

  • 少しわかりにくいがパンツを2枚履いているようなレイヤード風デザインのジャージボトムス。アニエス・ベーのボーダーTシャツもインパクト大。

  • オーバーベルトで重心を下げた着こなしも多いが、こちらはベルトのバックルを後ろに回した変化球スタイル。ベルト使いは継続して人気。

  • 大ブレイク中のアクネ ストゥディオズのトロンプイユデニムバギーショーツもローライズ仕様で今っぽい着こなしが叶う。男性の足元はまだまだボリュームがあるものが主流。

  • ローライズデニムに合わせたレタードトップスは、「平成と令和が交錯するクロスギャルカルチャー」がコンセプトのd.i.a.(ダイヤ)のもの。商品説明には「y2k感のあるプリント」と記載されていたが、ロック/パンク風の英字デザインのTシャツが増えている。

  • パンツを下げて履いた腰パンの着こなしはバギーショーツでも多く取り入れられていた。見せパンツとして新しくトランクスが浮上している点に注目したい。

  • アシンメトリーデザインによる肩出し/デコルテ見せトップスが急増中。ローライズのフレアデニムでお腹見せをした70s風スタイルも。

  • ローライズボトムスを見せパンと着こなすスタイルは女性にも定着。裾を織り込みショート丈に見せたTシャツアレンジは2~3年前に比べると随分と減った。

  • ローライズボトムスの中でも女性には太デニムが人気。星型にスタッズが施されたヴィンテージ風デニムとコンパクトTシャツでほどよい肌見せに。

  • かなり股上が浅いローライズデニムにスタッズベルト、クロスモチーフのキャミソールなど00年代前半のギャルを思わせるスタイルも。

  • ボディスーツをローライズのホットパンツと合わせた露出度の高い着こなしは、スタッズベルトなど小物を黒で統一してロック調の強さをプラス。

  • 原宿

  • 昨年まではワイドパンツが主流だったが、フレアパンツなど異なるシルエットのボトムスも台頭してきた2025年。スタイリングの重心も徐々に下がってきたことで、ローライズや胸元が開いたトップスが再び人気を博している。

  • バギーショーツもすっかりストリートに浸透。大きめのショーツを腰ばきしてローライズに見せた着こなしも多い。大人気のデニム以外にも、ギャバジン織りのモード感のあるショーツをミックスさせたストリートスタイルも散見された。

  • ストレートなジーンズをあえて腰ばきしたマイルドなギャル男風ルック。令和のギャル男は盛り文化を継承しつつ、一方ではやり過ぎない引き算のスタイルも浮上している。

  • ニッカポッカのようなテンションでバギーショーツを腰ばきする玄人めなローライズ見えも。クリストファーネメスなどデザイナーズブランドのサルエルパンツやペンギンパンツがストリートを席巻する日もそう遠くないかもしれない。

  • 猛暑の中で意外にもスウェットパンツ人気が継続している。往年のカレッジロゴのスウェットパンツも、今年は腰ばきすることでトレンド感を演出できる。

  • ワークパンツを腰ばきして裾を思いっきりためた、こなれ感のある着こなしも見られた。今夏はローライズ×ノースリーブの組み合わせがとても多かった。

  • ヒップホップ/ラッパーの大衆化からか、高校生くらいのティーンズにも腰パンが当たり前に。アンダーカバーやミハラヤスヒロなど本来は異なるトライブのブランドも令和ならではのミクスチャー感覚で取り入れられている。

  • 腰ばきしたインディゴデニムでリンクさせている2人組。昨年までは褪せたブラックジーンズが主流だったが、今年はブルーデニムが復活、リジットなど暗めのインディゴが流行りそう。

  • 2021年のシュプリームとのコラボ以降、街中でもよく目にするようになったトゥルーレリジョンのジーンズを思いっきり下げてヒップハングにしていた。ステッチや小物、足元のティンバーランドを赤で統一した遊び心のある装い。

  • ヘルシーでミニマルなローライズルックも見られた。2000年代初頭のローライズジーンズはスキニーが主流だが2020年はフレアタイプや太めのシルエットが主流。

  • 昨年~今年にかけて再び街中に戻ってきたフレアジーンズ。3人組のローライズも見られるほどその人気は波及している。

  • やはり腰ばきはヒップホップカルチャーのスタイルなだけあり、アベイシングエイプなどストリートブランドの着用者が多い。最近のヒップホップ界隈では、ポロシャツはエイプ以外だとプラダスポーツも人気らしい。

  • 昨今のスニーカーヘッズはカジュアルながらモード感があるのが特徴的。透明なショッパーは9月5日から3日間限定で行われたNIKE×『遊☆戯☆王』のもの。

  • カーゴデザインの腰パンもやはり多かった。サイドをカットアウトしたTシャツとローライズで複雑なお腹見せに。レオパード柄に次いでカモフラ柄も人気が再燃している模様。

  • 新宿

  • 00s初頭を彷彿させるローライズのスリムジーンズが久しぶりにリバイバル。コンパクトなタンクトップとの組み合わせがしばしば見られた。

  • ローライズのバギーショーツと背中の開いたトップスから上下のスイムウェアを覗かせる高等テクニック。ジェンダーレスなストリートスタイルにギャルっぽいムードを掛け合わせたスタイルが現代的。

  • 股上深めなバギーボトムスを落としてはく腰パンスタイルも非常に多い。ショートストラップのバッグにキティのチャーム、茶色のブーツなど、今年のトレンドアイテムを詰め込んだかのような装い。

  • ランウェイショーなどでは数シーズン前から見られたトランクスをウエストラインから覗かせるような切り替えデザインのボトムス。ようやくストリートに本格的に浸透し始めてきた。

  • タイトミニスカートもローライズ&共布ベルトでいまっぽさアップ。ロングブーツ+白ソックスの組み合わせも定番化している。

  • ファストファッション隆盛の2010年代前半に大流行したローライズの黒スキニー。長く続いたワイド/ハイライズボトムスのトレンドだが、いよいよ潮目を迎えているかもしれない。

  • 男性は女性以上にルーズなサイジングの着こなしが一般化している。クロスモチーフのアクセサリー類もいよいよマス化しそうな勢い。

  • 2025年7月の定点観測でも「デザインベルト」を取り上げたように、ウエスト位置が下がったこととデザインベルト人気には相関性が見られる。ヘンリーネックのトップスも増えそう。

  • バギーシルエットのカーゴショーツをルーズにはくボーイッシュなスタイルは女性にも定着。黒抜きのカラーパレットで構成したスタイリングが非常に今年らしい。

  • 7分丈ほどのジーンズがさらに腰パンで微妙な丈感になったバランスが新鮮。昨年はシルクタッチのスカーフが人気だったが、今年はコットンのバンダナへと変化している。

  • カルバンクラインのアンダーウェアをチラ見せするスタイルは鉄板。局所的に浮上していたナップサックだが、あっという間にティーンズに浸透した。

  • ボヘミアン、あるいはヒッピーのようなテイストの人気も徐々に上昇中。デニムのジレを素肌に着るスタイリングが新しい。

  • 今春浮上したフレアジーンズもローライズのものが増加。肌見せ/タイトフィットなど、ボディコンシャスな感覚がこの数年間で本当に一般化している。

  • 昨年まではハイライズが当たり前だったチノパンなどのトラウザーもローライズ化が進行。モード系のファッションを好む(と思われるファッションコンシャスな)層の着こなしがむしろコンサバ化するという逆転現象が発生している。