5月末の暑さが幻だったかのような涼しい気候で、 7月とは思えないほどシャツ羽織りスタイルが多くアイテム決定が難航した2026年7月の定点観測。ボーダーやドットなど、急増している柄物をまとめてカウントするという案もあがったのですが、最終的には靴のデザインの変化に注目することに。昨秋台頭した「薄底スニーカー」をはじめとする、ソールの薄いシューズ全般=「女性薄底シューズ、うち薄底スニーカー」がカウントアイテムに決まりました。ズームアップアイテムはそれぞれ、ガーリーなスタイルの人気継続を象徴するような「リボン/紐ディテール」、上品でトラッドなスタイルの浮上とサッカーW杯の祝祭ムードが重なった「ポロシャツ/襟付きトップス」としました。
◼️2026年7月の定点観測・トップページはこちら
カウントアイテム:女性薄底シューズ、うち薄底スニーカー
昨年浮上した脱・ボリュームソールのトレンドが拡大・進行。
今年の5月には「男性黒スニーカー」で男性の足元を観察しましたが、一方で女性の足元はというと、2025/4「ローファー」、2025/5「ストラップシューズ」、2025/6「フラットシューズ」、2025/12「薄底スニーカー」と昨年繰り返し取り上げたシューズの共通項=ボリュームソールが減少し、薄底の靴が一般化しているということで、あらためて記録することにしました。
訪日観光客も含めれば数量的に多いのはやはり「サンバ」や「スピードキャット」等のスニーカーなのですが、今年は2001/4「男女ぺたんこ靴」や2001/12「女性トンガリ靴うちぺたんこ靴」等のムードに近い、カジュアル感とガーリー感の同居するフラットシューズが本格的に増加の兆し。昨年に比べると、よりガーリーなメリージェーン等はやや減少し、バレエシューズやジャズシューズ等、大人っぽさも感じさせるデザインのものが台頭し、コンサバ/エレガンス層の女性を中心に、年齢層やトライブを問わないマストレンドへと拡大しており、真夏には薄底サンダルも登場しそうです。
■各地点の「女性薄底シューズ、うち薄底スニーカー」はこちら
訪日観光客も含めれば数量的に多いのはやはり「サンバ」や「スピードキャット」等のスニーカーなのですが、今年は2001/4「男女ぺたんこ靴」や2001/12「女性トンガリ靴うちぺたんこ靴」等のムードに近い、カジュアル感とガーリー感の同居するフラットシューズが本格的に増加の兆し。昨年に比べると、よりガーリーなメリージェーン等はやや減少し、バレエシューズやジャズシューズ等、大人っぽさも感じさせるデザインのものが台頭し、コンサバ/エレガンス層の女性を中心に、年齢層やトライブを問わないマストレンドへと拡大しており、真夏には薄底サンダルも登場しそうです。
■各地点の「女性薄底シューズ、うち薄底スニーカー」はこちら
(左)薄底スニーカーで赤や黄色等の差し色をプラスするスタイルが増加。こちらは「フェンティ」とプーマのコラボモデル(https://www.web-across.com/observe/a86jas0000004osf.html)。
(右)「ガーリーガーリーしたくないので、薄底のシューズはタイトスカートなどに合わせています」と話す女性(https://www.web-across.com/observe/a86jas0000004ox7.html)。
(右)「ガーリーガーリーしたくないので、薄底のシューズはタイトスカートなどに合わせています」と話す女性(https://www.web-across.com/observe/a86jas0000004ox7.html)。
ズームアップアイテム①:リボン/紐ディテール
カウントアイテムとも連動するようなガーリーなテイストが人気継続中。
2022/7「紐やドローコード等があしらわれたウェア」というタイトルで注目したあたりからストリートに増加していた紐ディテール。2024/8にも「シャーリング使いアイテム」を取り上げたように、ここ数年はシャーリングやドローコードの付いたトップス類や、ボンデージパンツ風のデザインに進化したカーゴパンツ等、本来は機能性と結びついていた紐類がデザイン化していました。
しかしガーリーなスタイルが復活した昨春以降、よりデコラティブでガーリーなムードへと変化し、スポーティー/モードなイメージのシャーリングが減少。2009/7と2010/4に立て続けに取り上げられて以来、久しぶりにリボンが浮上しています。ちなみに当時の名称は「おリボン」。より大型でオモチャ風の、よりデコラティブなデザインのものが主流でした。
では今年のリボンはというと、前身頃を紐で結ぶようなデザインのカーディガンやリボンタイ風のデザインが大ヒットするなど、もう少し繊細でポップさは控えめなのが特徴。あるいはキャミソールのレイヤードスタイルやホルターネックトップスといった、タイトなトップスの首周りに紐を巻くような着こなしも多く、ヘルシーになりがちなボディコン/肌見せスタイルに華やかなアクセントをプラスする感覚も台頭しています。
■各地点の「リボン/紐ディテール」はこちら
しかしガーリーなスタイルが復活した昨春以降、よりデコラティブでガーリーなムードへと変化し、スポーティー/モードなイメージのシャーリングが減少。2009/7と2010/4に立て続けに取り上げられて以来、久しぶりにリボンが浮上しています。ちなみに当時の名称は「おリボン」。より大型でオモチャ風の、よりデコラティブなデザインのものが主流でした。
では今年のリボンはというと、前身頃を紐で結ぶようなデザインのカーディガンやリボンタイ風のデザインが大ヒットするなど、もう少し繊細でポップさは控えめなのが特徴。あるいはキャミソールのレイヤードスタイルやホルターネックトップスといった、タイトなトップスの首周りに紐を巻くような着こなしも多く、ヘルシーになりがちなボディコン/肌見せスタイルに華やかなアクセントをプラスする感覚も台頭しています。
■各地点の「リボン/紐ディテール」はこちら
(左)「さみしいところにリボンやスカーフでアクセントを効かせたり、Aラインシルエットでスタイリングを組むときボリュームを出すために使います」と話す女性。(https://www.web-across.com/observe/a86jas0000004ogh.html)。
(右)昨年までは頭巻きスタイルが多く見られたスカーフやバンダナだが、今夏は首元にきゅっと結んだエレガントな着こなしへとシフトする人が増えている(https://www.web-across.com/observe/a86jas0000004pun.html)。
(右)昨年までは頭巻きスタイルが多く見られたスカーフやバンダナだが、今夏は首元にきゅっと結んだエレガントな着こなしへとシフトする人が増えている(https://www.web-across.com/observe/a86jas0000004pun.html)。
ズームアップアイテム②:ポロシャツ/襟付きプルオーバー
ストリート感強めなスタイルから上品でトラッドなムードへのシフトも進行中。
シャツ羽織りスタイルとあわせて増えているのが、ポロシャツやラガーシャツといった襟付きのプルオーバートップス。今春夏はチノパンやキャップといったアイテムもヒットしており、『POPEYE』風のシティボーイスタイル=カジュアルでありながら上品なトラッドスタイルが再浮上。ラガーシャツも含め、長袖のタイプも夏前から多く見られました。あるいはスキッパーシャツ的なデザインや、襟はないもののヘンリーネックT等、胸元が少し開くようなデザイントップスが男女問わず人気となっており品とリラックスを感じさせるテイストのアイテムがトレンドとなっています。
そしてなんといっても今年はサッカーW杯。すでに数年前からファッションアイテム化しているゲームシャツですが、今月はファッションの文脈を超えてストリートで幅広く着用されており、特に目につくアイテムとなっていました。
■各地点の「ポロシャツ/襟付きプルオーバー」はこちら
そしてなんといっても今年はサッカーW杯。すでに数年前からファッションアイテム化しているゲームシャツですが、今月はファッションの文脈を超えてストリートで幅広く着用されており、特に目につくアイテムとなっていました。
■各地点の「ポロシャツ/襟付きプルオーバー」はこちら
(左)ジョンローレンスサリバンのパンツにゲームシャツというモードミックススタイルの男性(https://www.web-across.com/observe/a86jas0000004oq1.html)。
(右)「 MONO NO AWAREの玉置周啓さん、加藤成順さんの服装を参考にしています」と話す男性(https://www.web-across.com/observe/a86jas0000004pzf.html)。
(右)「 MONO NO AWAREの玉置周啓さん、加藤成順さんの服装を参考にしています」と話す男性(https://www.web-across.com/observe/a86jas0000004pzf.html)。








