台風の影響もあり、例年よりも気温は低めの予報。事前調査の週も雨模様でやや読みづらいところもあったのですが、スカートの丈がロングかミニかで二極化している点に注目。カジュアルな色落ちジーンズも相変わらず多いのですが、フェミニンで上品なムードのロングスカートがストリートで目立つようになっており、定番のアイテムをあらためて取り上げることとしました。 ズームアップアイテムでは、ロングスカートとは対照的な「コンパクトミニ丈ボトムス」と、ギャル/ガール両文脈から広がりを見せる新感覚の「金髪」を取り上げました。
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カウントアイテム:女性ロングスカート、うち黒
ギャル/ガールにとどまらないフェミニニティの復権
1980年に定点観測がスタートした当初は70%台という高い数値を誇ったスカート率ですが、年々減少傾向に。2000年以降はだいたい30~40%台で推移していましたが、近年、こと2024年以降は20%台も珍しくなくなっており、今月も25.9%。さらにロングスカートがそのうちの約3分の2を占めており、ミニスカートを目にする体感的な頻度を加味すると、スカートの丈はロングがミニかという二極化が進行していると思われます。
コンサバ層を中心に定番化しているフリルやレースといった甘めテイストのスカート/ワンピースはもちろんなのですが、今夏新鮮に映るのは、ボリューム感の控えめなロングタイトスカートです。シルクサテンやレーヨン等、艶やかで光沢感のある薄手の生地のランジェリー風のスカートやスリップドレス、あるいは伸縮性のあるカットソースカート。そしてそれらの真逆の硬さを感じさせる、90sっぽいデニムのタイトスカートも浮上しています。
また、2024年末から始まった脱・黒のムードもひと段落。パンツ類では依然色落ちデニムやチノパンといった薄色のものが主流ではありますが、スカートでは黒が目立つようになっており、ギャル/ガールのムードとは一味違う、フェミニンでありながらもシャープで大人っぽいスタイルが徐々に台頭しています。
直近の定点観測でロングスカートを取り上げていたのは、2022/9「女性ロングスカート、うちタイトフィット」や2023/6「女性ロング丈スカート、うちワンピース」。バギージーンズやデザインパンツが大ブレイクして一気にストリート感が強まった2024年以前のスタイルが再び戻りつつあるのかもしれません。
■各地点の「女性ロングスカート」はこちら
コンサバ層を中心に定番化しているフリルやレースといった甘めテイストのスカート/ワンピースはもちろんなのですが、今夏新鮮に映るのは、ボリューム感の控えめなロングタイトスカートです。シルクサテンやレーヨン等、艶やかで光沢感のある薄手の生地のランジェリー風のスカートやスリップドレス、あるいは伸縮性のあるカットソースカート。そしてそれらの真逆の硬さを感じさせる、90sっぽいデニムのタイトスカートも浮上しています。
また、2024年末から始まった脱・黒のムードもひと段落。パンツ類では依然色落ちデニムやチノパンといった薄色のものが主流ではありますが、スカートでは黒が目立つようになっており、ギャル/ガールのムードとは一味違う、フェミニンでありながらもシャープで大人っぽいスタイルが徐々に台頭しています。
直近の定点観測でロングスカートを取り上げていたのは、2022/9「女性ロングスカート、うちタイトフィット」や2023/6「女性ロング丈スカート、うちワンピース」。バギージーンズやデザインパンツが大ブレイクして一気にストリート感が強まった2024年以前のスタイルが再び戻りつつあるのかもしれません。
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(左)フェイクレイヤード風のウエストがトレンド感たっぷりのスカートはCOYSEIOのもの(https://www.web-across.com/observe/icn77u0000006vr6.html)。
(右)「パーカーがボーイッシュなのでガーリーにするためにスカートを着ました」と話す女性(https://www.web-across.com/observe/icn77u0000006uw4.html)。
(右)「パーカーがボーイッシュなのでガーリーにするためにスカートを着ました」と話す女性(https://www.web-across.com/observe/icn77u0000006uw4.html)。
ズームアップアイテム①:コンパクトミニ丈ボトムス
開放的でセクシーなムードが拡大
カウントアイテムと対をなすようなテーマです。2023/10「ミニスカート」を取り上げた頃から、K-POPアイドル=miu miuの影響でスクールガール風のプリーツ入りミニスカートがブレイク。ティーンズにとどまらず幅広い層にミニ丈が浸透しました。そのムードは継続しながらも、昨冬(2025/12)の「マイクロ丈ショーツ」浮上からやや変化の兆しが。フリルやプリーツでボリュームのあるシルエットではなく、ヒップにフィットするタイトなシルエットのものが今夏は増加。ノスタルジックでガーリーなムードはやや薄れ、開放的でセクシーなムードが強まっているようです。
先月「ボトムスの腰ばき」に注目した際にも、ローライズのマイクロ丈ショーツが非常に目立ちました。カモ柄やチノパン風のアースカラーのもの、大流行中のドット柄等、意外と色柄のバリエーションも多様なアイテム。ロングかミニの二極化が進行する一方、シルエットはタイトという共通項が今年らしさの一因となっていそうです。
■各地点の「コンパクトミニ丈ボトムス」はこちら
先月「ボトムスの腰ばき」に注目した際にも、ローライズのマイクロ丈ショーツが非常に目立ちました。カモ柄やチノパン風のアースカラーのもの、大流行中のドット柄等、意外と色柄のバリエーションも多様なアイテム。ロングかミニの二極化が進行する一方、シルエットはタイトという共通項が今年らしさの一因となっていそうです。
■各地点の「コンパクトミニ丈ボトムス」はこちら
(左)ベルトによってウエストの位置をずらして見せるようなコーディネートも非常に多い(https://www.web-across.com/observe/icn77u0000006vf8.html)。
(右)「好きな系統がY2K×平成で、ミニ丈ズボンはよくはきます」と話す女性(https://www.web-across.com/observe/icn77u0000006wju.html)。
(右)「好きな系統がY2K×平成で、ミニ丈ズボンはよくはきます」と話す女性(https://www.web-across.com/observe/icn77u0000006wju.html)。
ズームアップアイテム②:金髪
ストリートを牽引するガールズパワーを背景にしたトレンド?
定点観測では定期的に取り上げている金髪ですが、ハイトーンカラーとセットで取り上げることが多く、金髪のみを取り上げるのは2020/12以来。当時はモノトーンコーディネートに抜け感をプラスするような金髪が多く見られたのですが、今夏はまったく様相が異なり、実は昨年台頭したギャル/ガールのトレンドと密接な結びつきが垣間見えます。
ギャルテイストのグループが00sっぽい海外ガール/セレブ風のスタイルへと移行していること、そしてガーリーテイストのグループもまた、ストリートカジュアルをベースにデコラ/ロリータ等の要素をミックスしたハイパーなスタイルが浮上しており、たとえばインタビューでもたびたび名のあがる元Shuryのショップスタッフ・miu miuさんのような金髪スタイルが浸透しています。
もともと業界人に多い、肩の力が抜けた=こなれ感のある金髪も引き続き見られつつ、昨年以降ストリートで際立っているガールズパワーを背景に拡大しているトレンドと言えそうです。
■各地点の「金髪」はこちら
ギャルテイストのグループが00sっぽい海外ガール/セレブ風のスタイルへと移行していること、そしてガーリーテイストのグループもまた、ストリートカジュアルをベースにデコラ/ロリータ等の要素をミックスしたハイパーなスタイルが浮上しており、たとえばインタビューでもたびたび名のあがる元Shuryのショップスタッフ・miu miuさんのような金髪スタイルが浸透しています。
もともと業界人に多い、肩の力が抜けた=こなれ感のある金髪も引き続き見られつつ、昨年以降ストリートで際立っているガールズパワーを背景に拡大しているトレンドと言えそうです。
■各地点の「金髪」はこちら
(左)静岡から訪れていた女性。ナポレオンジャケット風のデザインもいよいよリバイバルの兆し!(https://www.web-across.com/observe/icn77u0000006w34.html)。
(右)EKAMなど、“ダークコア系”のブランドが好きと話す男性(https://www.web-across.com/observe/icn77u0000006vme.html)。
(右)EKAMなど、“ダークコア系”のブランドが好きと話す男性(https://www.web-across.com/observe/icn77u0000006vme.html)。








