定点観測
report : 2020 | 
07 / 04

#474 | 実施日 : 2020 / 07 / 04 | 最高気温 : 27.7 | 最低気温 : 20.0 | 天候 : 曇時々雨

ぼんやり、曖昧でやさしいペールトーンとパフスリーブ、
90sっぽいニュアンスのロン毛男子に注目。

2020年7月4日(土)に実施した、「474回定点観測」の考察レポート。

梅雨直前の東京のストリートファッションとインサイト。
なお、今週末8月1日(土)は、「475回定点観測」を実施する予定。
長引く今年の梅雨はあける?!

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「色相」「彩度」「明度」の3つの属性で解析される色。今回注目した「ペールトーン」とは、どの「色相」も、「明度」が高く「彩度」が低い、カラーチャート図のいちばん左上の部分の薄くてぼんやりした色合いを指す。

長引く梅雨とCOVID-19のモヤモヤ感がストリートにも?
ニュースタンダードなトレンドのスキマに、
ジェネレーションZの新しいトレンドも浮上!

COVID-19(新型コロナウィルス)の新規感染者数が2日連続して100人を超えていた7月4日の東京。渋谷、原宿、新宿の3地点にて、衛生面に気遣い、ソーシャルディスタンシングも配慮しつつ、474回めの「定点観測」を実施した。

今週末の8月1日には次の「定点観測」を実施する予定だが、その前に、梅雨真っ只中の東京のファッション&カルチャーの考察レポートをお届けしたい。

観察したテーマは、①女性ペール・トーンスタイル、うち、ペールトーン・ボトムス ②パフスリーブ ③ロン毛男子の3つ。各地点でのようすは既に公開中だが、それぞれの背景について考えてみよう。
  
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透け感のあるワンピースをパンツと重ねるスタイルも流行中。ペールトーンで明るい印象(左・原宿)/絶妙なペールトーンを複数重ねて奥行きのあるコーディネートが目を引いた。(右・新宿)。

カウントアイテム:女性ペールトーン・スタイル
“決めきれない、曖昧さ”が時代の気分?
落ち込んだ気分はペールトーンでハッピーに!


まずはカウントアイテム≒今どきのメイントレンドからみてみよう。
 
先月(6月)“NEW NORMAL”を象徴するような「男性/女性白Tシャツ」をマスのトレンドとして紹介した(http://www.web-across.com/observe/p7l756000003r3dm.html)が、プレサーベイを経て、7月も色、カラートレンドについてフォーカスを当てることとなった。
 
というのも、アイテムやスタイリングには新しさは特に見られず、昨年とほぼ同じようなトレンドが継続して着用されているような印象を受けたからである。そんな時、よく観察すると、先月「白トップス」に合わせていたボトムスや、ズームアップ・アイテムとして取り上げた「シャツ(男子)」「カラーパンツ」として散見されていた薄いぼんやりとした色、パステルカラーが自粛明けで一斉にセールとなった7月に入り急増していたことに気づき、近年はニュアンスカラーと呼ばれることもあるようだが、今回は「ペールトーン」という名称で注目した。
 
実は色は「色相」「彩度」「明度」の3つの属性で解析されるのですが、ペールトーンとは、どの「色相」も、「明度」が高く「彩度」が低い、下の図のいちばん左上の部分の色合いとした。
 
トップスも多いが、ロング〜マキシ丈のスカートやパンツの方が多い。ペールトーンの色は、もっとも多かったのはピンクで、次いでモスグリーンやベージュ系なども散見された。それぞれパープルっぽい感じや、イエローっぽい雰囲気など、「色相」のグラデーション、ミックスしていて「これは何色?」というような“曖昧さ”や、決めきれない“ぼんやり感”などがキーワードといえそうだ。
 
インタビューでは、「1〜2年前は黒ばかり着ていたのですが、明るい色だと気分が上がる」http://www.web-across.com/observe/p7l756000003w1dk.html)という25歳女性や、「夏っぽい色で、甘くない薄いグリーンカラーに惹かれた」という19歳の女性(http://www.web-across.com/observe/p7l756000003w0wu.html)など、色彩が人びとの心理や気分、行動にストレートに影響を与えている様子が伺えた。

 
*各地点の「女性ペールトーン・スタイル」はこちらからどうぞ。
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シンプルなワンピースのデザインアクセントになったパフスリーブ(左・原宿)/袖だけでなく、背中にもデザインが施されたトップスも少なくなかった(中・渋谷)/白Tシャツ×チノパンツも今春はスリーブが華やかなデザインに(右・新宿)。

ズームアップアイテム①:パフスリーブ
根強いシンプルな装いから、少し変わったデザインへ。
ポイントはスリーブ(袖)から。


1つめのズームアップアイテムは「パフスリーブ」

ここ数年じわじわ大きくなっているのが袖ぐりと袖そのもののデザインだ。中でも肩先や袖口にギャザーやタックなどを入れ、膨らませた袖=パフスリーブがあしらわれたトップスを着用する女性が増えているので注目することにした。

実は、2017年6月の「定点観測」で「肌見せスタイル、うち肌見せトップス」と題して取り上げた際にも見られたパフスリーブだが、今年はもっと肩先のギャザーが盛り上がった「80sのパワーショルダー」のような正面から見ると肩幅が広いデザインのものも登場。ワンピースのデザインアクセントとして強調されていたり、ポロシャツのワンポイントになっていたり、スリーブ部分のみが透けていてモードっぽい雰囲気になっているなど、ちょいラグジュアリー感フェミニン感などが今秋冬のキーワードにも繋がりそうだ。

「このブラウスはボリュームの差で腕が細く見えるところが気に入っています」とインタビューでパフスリーブのトップスについて話してくれた大学4年生の女子。(http://www.web-across.com/observe/p7l756000003w0na.html)パフスリーブのトップスだけでなく、ショートパンツもショルダーバッグも、リングも、イヤリングもみんなモデルの秋山優奈ちゃんがプロデュースするブランド、トリートユアセルフのもので、ポップアップストア(期間限定のイベント型店舗)にて今年の5月にまとめて購入していた。
 
「お母さんのブラウスを借りてきました」と話してくれたのは、20歳の大学2年生(http://www.web-across.com/observe/p7l756000003w1fy.html)。「今日は、このあと真面目な話し合いをするので、ふだんとはちょっと違う大人っぽい格好をしました。服が違うといつもの自分じゃない感じがします」

袖だけでなく、裾がアシンメトリーになっていたり、背中にデザインアクセントがあったりなど、ずっと根強いシンプルな装いから少しだけデフォルメされた“デザイン”というトレンドへとシフトしている。

 
*各地点の「パフスリーブ」はこちらからどうぞ。
  
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「自粛生活をきっかけに髪を伸ばし始めました」と話してくれた若いパパ(左・渋谷)。渋谷地点はカジュアル上手な若いファミリーが戻ってきている/案外多かったのがちょこっとだけ結んだアメリカンボーイなヘアスタイル(中・原宿)/アフロを伸ばしている、という人もいた中、きれいめにまとめたゆるいパーマヘア男子も散見された(右・渋谷)。

ズームアップ・アイテム②:ロン毛男子
憧れは、ミュージシャンやクリエーター。または無造作カンカク。
ポスト“シティボーイ”のトレンドが浮上中。


2つ目のズームアップアイテムは、久しぶりに「男性のロングヘア」を取り上げた。

このところバングスのあるマッシュボブや、ツーブロックなどショートヘアが主流だった男性のヘアスタイル・トレンドだが、実は襟足部分だけが長めのウルフヘアや、全体的に緩めのパーマがかかったアイドル風ヘア、前髪〜サイドも長めのマッシュウルフなど、毛足が長めになってきているということにプレサーベイで発見。観察することにした。

とはいえ、男性のヘアスタイルは規定するのが難しく、どこからがロング?という素朴な疑問が湧いてくる。全男性のヘアスタイルを観察し、どこからが長めなのかというフレームを定めながらの実査となった。

ちなみに、今回の男性のロングヘア・トレンドの起点は、2019SSからの新生セリーヌ(エディ・スリマン)で披露されたグラムロックなクリエーションからだろう。発表から1年半を経て、ストリートではどのように変容して受け入れられているかという点も意識して観察をしたところ、「自粛生活でヘアサロンに行けなかったので、だったら伸ばしてみようかな」という30代の男性や、「この髪型の前は5年間くらいアフロにしていました。それに飽きたのでちょっとゆるく、Queenのブライアン・メイみたいにしました」http://www.web-across.com/observe/p7l756000003w1ic.html)や、「4年程前、ジミヘンにハマり、ハードなパーマをあてたのがきっかけで、そのままパーマが取れてロングになりました」http://www.web-across.com/observe/p7l756000003w0s2.html)など、ミュージシャン憧れからのロングヘア・スタイルだったり、「コロナきっかけで切るのが面倒になったので伸ばしていますが、秋冬はモードなスタイルに合わせたい」という大学生も。

もちろん、渋谷や新宿を中心に、“音楽好きのロン毛の大人”も散見されたが、90年代後半〜2000年前後生まれの若い世代=「ジェネレーションZ」を中心に、レジェンドなミュージシャンや堅気じゃない仕事=クリエーター系への憧れから、積極的にロン毛をチョイスしているようすもうかがえた。

2020年初夏の東京のストリートでは、少し前に注目されたミレニアル世代のクリーンなシティボーイ憧れの次の価値観が浮上しているのが確認された7月の「定点観測」だった。

 
 
*各地点の「ロン毛男子」はこちらからどうぞ。
http://www.web-across.com/observe/p7l756000003r3li.html


[文責:高野公三子(本誌編集長)]



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