2020年の東京オリンピックに向けて国内ではホテル不足が叫ばれ、国は民泊の規制緩和に向けた動きを進めている。観光庁が今年2月29日に発表した「宿泊旅行統計調査」(平成27年・年間値(速報値))によると、外国人延べ宿泊者数は6,637万人泊で、前年比+48.1%と大幅な増加だった。日本人と外国人を合わせた延べ宿泊者数は前年比+6.7%の5億545万人泊。これは平成19年の調査開始以来、過去最高で、5億人を超えたのは初だ。また、客室稼働率を見ると、東京都が82.3%、大阪府が85.2%にものぼる。
そんななか、株式会社USENが同社初のホテル事業をスタート。2016年4月1日に訪日外国人女性に向けたカプセルホテル「NADESHIKO HOTEL SHIBUYA(ナデシコホテル シブヤ)」をオープンした。