Apple Store, Shibuya

Apple Store, Shibuya

レポート
2005.09.06
カルチャー|CULTURE

新しいカルチャーの発信基地になるか?!
アップルストア・シブヤ待望の上陸

オープン初日はなんと3000人が行列した。
8月は毎日午後8時より1Fの螺旋階段の
下のステージでミニライブが開催された。
写真は8月15日のMoney Mark。
2Fの奥には「ジーニアス・バー」が。
その手前はキッズコーナー。
i-pod関連商品が若干多い品揃えは
カルチャータウン渋谷ならでは。
実は、まだ足を運んでいない方のために。

去る8月6日午前10時に、アップルコンピュータの直営店舗「Apple Store, Shibuya」(アップルストア渋谷)がオープンした。場所は、渋谷・公園通りを上った右手。GAPのほぼ向かい側に位置し、国内では4店舗目、都内では銀座に続き2店舗目となる。

「今年8月4日にiTunes Music Storeのサービスをスタートしたように、わが社では今“音楽”がひとつのキーワードになっています。渋谷は音楽好きな若者が集まってくるファッショナブルな街でもあり、とてもいいタイミングでオープンできたと思います。」と言うのは広報担当の中谷道子さん。

2階建ての1階は、アップルの最新商品の展示販売コーナーがメインで、ガラスでできたスケルトンの螺旋階段を上がると、音楽関連製品をはじめとする各種周辺機器やソフト、キッズコーナー、そして修理等、専門家による相談コーナーのGenius Bar(ジニアス・バー)と、基本的な構成はアップルストア銀座店と同じだが、若干、iPod関連の展示スペースが広い印象を受けた。

「01年11月に発売を開始したiPodのトータル・セールスはワールドワイドで約2100万台。オーディオプレーヤーのひとつではなく、カルチャーのひとつとして支持されているようです」(中谷さん)。

先日「街に増殖するポータブル・デジタル・オーディオプレーヤー」のミニ調査の記事を掲載したが、従来の音楽好きの枠を越えたある種のブームをiPodが牽引しているのは確かなようだ。若者に人気のバッグメーカーのポーターをはじめ、サードパーティからのさまざまなiPod関連製品が開発され、同店にはなんと約400種類も展示・販売されている。なかには渋谷限定のものも!

銀座店のようなセミナールームはないが、その代わりに螺旋階段の下が小さなステージになっており、8月は毎晩人気アーティストやDJのライブなどの音楽イベントが催され、店内は連日満員となっていた。そのようすは、GAP側から見ると、とても明るいショーケースのようで、公園通りにまたひとつ大きな華が咲いたようだった。

ちなみに、「年内に仙台と福岡での直営店のオープンの予定があります」(中谷さん)とのこと。


Apple Store, Shibuya
〒150-0041
東京都渋谷区神南1-20-9
ABC-Mart 公園通りビル
03-6415-3300
営業時間:10:00 a.m.〜 9:00 p.m.



同じカテゴリの記事
同じキーワードの記事
2024_0115~ ストリートファッション1980-2020 定点観測40年の記録 アマゾンで購入 楽天ブックスで購入
YOOX.COM(ユークス)