バッグや靴以外の小物として、シーズンごとに“トレンド”が見え始めているアイテムが「眼鏡」である。なかでも、昨年からの廉価版ダテ眼鏡の延長にあるような、レンズの色の薄いサングラスが急増しているので、取り上げることにした。
デザイン的な特徴は、フレームレス(あっても上だけ)で、レンズのサイズは大きく四角っぽく、上から見ると、顔に沿うように眼鏡全体がカーブしていること。レンズの色が薄いので、室内に入ってもはずさなくていい=“掛けっ放し系”。
これを眼鏡業界では、「ラップアラウンド型」と呼んでおり、02年夏がまさにピーク!ちなみに、日本では、男性に人気のようだが、海外では女性の方に多く支持されているそうだ。
サングラス、といえば、一昨年に、あゆ好きギャルを中心に人気となった「デカサングラス」を取りあげたが、「ラップアラウンド型」のサングラスは、あの70年代っぽい感じではなく、スポーティでハードな“70年代×90年代=近未来っぽい”イメージといえるだろう。
また、バンドをやっている男の子を中心に、大きくて四角いセルフレームのレトロなデザインのものも復活していた。



