■サングラス
プレサーベイを行った7月末から急に増え、8月になり一気に一般化したアイテムといえば、大ぶりのサングラスだ。なかでも、セルが太めのものが男の子の間で人気急上昇中。ということで、今回取り上げることにした。
実査の日。全地点で予想以上に着用者が多く、ともすればカウントできるのでは、というほどマスかしつつあることが明らかになった。
実は、大ぶりのサングラスは、「デカサングラス」、「ラップアラウンド・タイプ」など、過去にも何回が取り上げているが、今年のトレンドはレンズが眼が見えないほど濃い点と、セルのフレーム部分が上下同じほどふくらみがあり、厚めのデザインであること。エッジにビジューがあしらわれていたり、ブランドのロゴが目立つようにあしらわれているなど、60年代後半から70年代の俳優のような「セレブライク」なのが特徴だ。
黒や濃い茶の太めのフレームがもっとも多いが、8月も半ばを過ぎると、ギャル系の子の間で白いフレームが急増。60年代のクレージュじゃないが、大ぶりのネックレスと同じアクセサリー感覚でプラスしているのが面白い。
00年頃にストリートで「帽子」が急増したように、05年は「眼鏡・サングラス」も気軽に着脱するアクセサリーへと浸透しているようだ


