午前中に仕事を行う、午後から会談のつなぎ役、そのあと自動車関係の実験台になる。撮影禁止の研究所内は生活感ゼロで夜一人でいると凍えそうだ。ひじょうに頭と神経を使った。車はどこまで進化する必要があるのだろうとふと思った。帰り道の駅構内にて恐ろしい公共広告を見て思わず写真を撮ってしまった、本当に怖い絵だ。自炊して銭湯でサウナに入るも夜中も仕事。もう食事は蛍光灯の灯では食べる気がしなくなってきた、今日もろうそく灯り。明日は営業が二件と家の契約、そして熊野への出張に出る。
火曜日、明日でもう2月が終わる。早い。今度借りる家の契約書がようやく送られてきて見たら異常に読みにくい手書きの条項が多く、何回も加えてくださいと、念を押した項目が抜けていて絶句した、確信犯か。これまでいろんな曲者クライアントを相手にしてきたがここまで手ごわい相手はいなかった気がする。昼間仕事をし、夕方自炊し、夜仕事をする。
月曜日、今週は自分の仕事に集中する。PCは接続切断。邪魔が入らんようにしておく。ひさしぶりに本質的な仕事をした気がする。夕方営業に向かうが相手がイマイチなところだったのですぐ切り上げる。無駄足かと思っていたら、とてつもなく本格派な本を扱う書店に遭遇し小一時間滞在した。出歩くといいこともあるもんだ。その後、カフェで仕事に集中したあと仕事仲間のところへ訪問。けっこう〆切りせまっているらしく食事を買っていったが持ち帰り可能なモノでいいものは選択肢が難しい。温かさを優先しコンビ二ではなくフレッシュネスバーガーにする。
早朝出発で奥日光へクロスカントリースキーしにいった。森好きの集まりなので滑走するスキーではない。森の小道をスキーで滑りながら進む。いい運動になったし、ひさしぶりに澄んだ空気があるところに行ってやはり早いとこ空気がきれいなところに本拠地を構えたいと思った。東京へは打ち合わせのときだけ行く、そんな体制に早くもって行きたい。
午前中は木曜日の太極拳などによる激しい疲労で睡眠した。午後は塾の大会二日目。大会後カフェへ行き起業について話す。一人すでに実績を上げ始めている人の話を聞いたが個人が大企業と組んで何かやるときに注意せんといかんことがよくわかった。知恵は個人起業家にとって最大の武器だが油断すると大企業にごっそりもっていかれる。抜き差しならない。帰宅し自炊する。玄米を水多めに炊いて少しバターを混ぜるとリゾットかバターライスみたいな具合に仕上がることがわかった。本物のリゾットはどうやってつくるのか知らんが。ろうそくの灯で食べると料理を味わうことに集中できるし、くつろげる。そしてロウソクの灯で文章を読むことができることがわかった。高校の校長先生は、蛍の光で勉強するぐらいの明るさで勉強したと言っていたがはじめて実感できた、当時のほうがある意味集中して勉強できたかもしれない。
金曜日、仕事をする。原稿を書き上げて起業の塾の大会へ向かう。ひさしぶりに会う塾生が多く、色々話す。そのなかで身内が農業関連の仕事をしている方がいた、物書きとして専門とする分野なので聞き入った。その他いろいろと刺激を受けると同時に長期スパンの仕事に集中する時間を週の何曜日とか決めんといかんと気を引き締める。
仕事をする。午後は営業である。二件目へ神宮前を走っていると団地に迷い込む、野菜の移動販売を見かけたので思わず里芋を買う。夜は打ち合わせ。終電に乗り遅れた打ち合わせ仲間が家に泊まる。家が二部屋あると便利だ。風呂はないが中途半端な風呂はいらない。ユニットバスなんて世が世なら米騒動みたいに反乱か一揆が起きてもおかしくないと思うのだがなぜ我慢できるのか?ユニットバスだけは人間の尊厳にかけて勘弁だ。商店街の不二家は相変わらず閉店中、まるで誰かが立て籠もっているのではないかと思う。南無阿弥陀仏。
仕事そして営業を行う。本当に冬か?と疑うようなぬるい空気感。夜は巨大本屋に行き調べ物をする。途中グラフィックデザイナーへのインタビューを集めた本を見た。「組織にいたときの仕事を引き継いで独立してその仕事を維持するやり方は同じシステムの中でやっているだけであまり意味がないと思う、起業はぜひやってほしいが」という言っていた。新しい仕事を生み出しているかどうかが大事だと言うことなんだろうけど、意識しないと大変だなと思った。その後、今度借りる一軒家の改装プランについて会合を行った。漆喰による壁塗りが楽しみだ。
仕事をする。調べ物の途中で水をがぶがぶ飲むのは不健康の元とという研究レポートを発見。生姜湯を飲むことにする。
仕事を行う。夕食時にろうそくの灯で食べてみたら湯気がよく見えた。野菜の香りがよく分かる気がする。
片付けと休みに費やした。野菜を買い込み蒸し野菜の準備をする。根菜を中心にすえた。突然、関西にいる友人が泊まりに来て酒を少し呑んだ。焼酎はからだが温まるのでよい。
昼間は新潟の任務に当たる。地方の雇用状況の現実の一部に直面する仕事であった。地方では、働き手はいるが仕事を生み出す人が極端に少ないのがいかんと実感する。とにかく頭をかなり使う仕事だった。任務完了後ただちに、駅にタクシーで送迎された。新幹線出発まで一時間あったので、大判焼きから麺類をたくさん食べた。帰宅して銭湯に行きサウナに入って心を鬼にしてメールチェックをせずすぐに寝た。無駄な夜更かし傾向を断ち切らないと天井突破はない。
前日の太極拳で相当エネルギーを使ったため、午前中は休んだ。午後から新潟へ向けて出張である。湯沢では雪が積もっていたが新潟市では雪の気配すらない。ホテルの風呂はユニットなので使わず徒歩圏内の銭湯を探し出して向かう。途中偶然にも、大衆酒場に出会う。カウンターが2列あり広くて活気のある店だった。どうやら一部では有名店らしい。一人で食べるには一つのメニューの量が多く最後苦しかった。(おにぎりは1合弱ぐらいある)
本日はオークションに取材、太極拳と仕事三昧であった。大企業を独立して一人で仕事をしている人の取材であったが、いかに激務でも会社員時代はぬるま湯だったということばに大いに納得するものがあった。
雨がいただけない。せっかく洗濯したのに乾いていない。仕事の打ち合わせに書籍の座談会の出席と凝縮された一日であった。日々変化があることは会社員時代とはうってかわって素晴しいことだ。
体験活動の一環でオークション関係の仕事をした。物理的には何の役にも立たないモノに値段がつく。実に不思議だ。お金とはシャレみたいなものだなと思った。野菜を蒸したが、不向きな野菜もあることが分かってきた。向いているのは根っこに近い野菜なきがする。
異業種しごとも今日で終わり。いい天気でよかった。仕事終了後に直で帰宅し、野菜を蒸す。紫キャベツが本当に紫色で一緒に蒸した豆腐が紫に染まった。
本日は誠に晴天なり。晴れているのでレストランにお客さんが波のように来た。流れるように席へ案内し、水を出し注文をとり、品を出す、会計をし、そして片付ける。瞬間の状況で自分でつくる(飲み物のみ)。非常に頭を使う仕事だと思った。飲食業経験者を制作進行系で働いてもらったらいい仕事をするのではないか、会社員時代の事務仕事はぜんぜん頭使わんかったなーと思う。教室の影響で、物を取ったりかがんだりするときの動きが、太極拳になってしまう。ともかくよい天気であった。
泊り込み任務二日目。仕事の合間にきんかんの収穫も行う。お客さんにだすジュースやジャムの材料は自前の果樹園でつくっている。収穫のためにひさしぶりに木登りをして、動物らしい活動をした。普段はPCと仕事をしているのでたまに体を動かす仕事をしないといけない。
今日から絵本の美術館とホテルに泊り込み任務に就く。畑と果樹園が併設と言う取材のテーマにぴったりのところだが、縁あってたまに手伝っている。任務に着く前に温泉の岩風呂に入った。おびただしく汗をかきすっきりして仕事始めである。まったく業種の違うところで働くのは頭が冴えてよい。
今日は太極拳の日だ。三回目にしてようやく筋肉痛になった。四回目の今日は奥深さを思い知った。手の姿勢を少し変えるだけで、いきなり手のひらが温かくなる。かならずマスターする。月の色が黄色であった。
水曜日、引越しのため一軒家を見に行く。あと一年半後には取り壊される家。庭付きで古いけど柱や梁がしっかりした木で昔の大工の仕事は誠実だなあと思う。ビニールでできた家には住みたくない。漆喰か土を塗ってきれいにして使いたい。いろいろ頭を使ったので血糖値が下がり甘いものを食べた。夜は「不都合な真実」を観た。アメリカのゴア元副大統領の温暖化について講義活動を記録した映画作品だ。科学的に事実を伝える一面もあるが同時に作品全体からロックンロールなものを感じ、ひさしぶりに心動かされるものがあった。自分の子どもが大人になる頃にどういう世界にしておきたいのか。これは正念入れて動きたい、何もしないと子どもに胸を張って向き合えないだろう。
生暖かい空気、とても冬とは思えない。夜またひさしぶりに友人に会った、神社の中のカフェだった。はじめて神楽坂を歩いたが趣のある路地があり面白い。東京でもいろいろあるもんだ。
電車移動時間などにも太極拳の練習をひそかに行う。今日は、たまたま仕事で行った先に友人が住んでいるので久し振りに会う。一時期過労で体調不良だったが元気そうであった。どうも雑然とした駅前なので店を探すのに苦労し、大衆酒場という元気のいい店に入る。注文取りの店員さんがおそらく中国の方で、「おにぎり」を「ネギ焼き」と聞き間違えるなど苦戦したが良心的な店であった。昼間そば、うどん屋を見つけ一か八かの店構えであったが、そのほうが気合が入るので入ったら残念な結果に終わった。天ぷらがお好み焼きのようで苦しかった。あれで良心はいたまないのだろうか。ともかく、うまい麺屋(ラーメンにはさして興味ないが)を探すためには失敗は恐れてはいけない。
部屋の片付けに続き模様替えが完了し、長期スパンの仕事に取り掛かる。書籍の執筆と編集作業である。こういう後に残る仕事は最重要だが短期的収入が落ちるのがちょっとつらいところ、でもどうでもいいことにお金を使わなければそう大変でもない気がする。仕事のために読んだ本で薬が病気の原因になっているという研究結果を読みいささか衝撃をうける。頭痛薬の常用から腰痛を引き起こすこともありうるという。そういえばコーヒーも強壮剤だとか。人間調子が悪いと投薬でも何でも何かしたくなるのは分かるが、医師がお薬って言わずに「ヤクお出しします」と言えば安易に薬を使う風潮も減るだろうな。やれやれ、現代社会は恐ろしいわい、と思いながらサウナで汗をがっしり流し一日が終わる。
今日は土曜日なのでいつもと違うことをやることにし、要らないものを捨てることと部屋の模様替えをした。徹底的に捨てた。とくに紙類。モノの配置を変えるだけで部屋は広くなるものである。熱中していたら今日が節分であることを忘れ友達からメールで教えられた。夜10時前、ダッシュで深夜1時まで開いている東急ストアに行き柊(ヒイラギ)と豆を買い、ギリギリ豆まきを済ませる。「鬼は外、福は内」大人になってやるのは久し振りだ。今年は無病息災で鋭い仕事をできる年にしたい。
はやいもので今週平日も終わり。今日は玄米を炊く暇があったので昼は玄米と思ったがパンも買った。帰り道、一瞬うどんを食らいたいと思ったが思い直し、前々からチャレンジしたかった蒸し野菜を決行することにした。近所の商店街の八百屋と豆腐屋で食材を買い、蒸し器を雑貨屋で購入。豆腐は豆腐屋がいい。そして、料理面ではここ一年で最大の発見であった。旨い。特にニンジンが甘味がよくでる。しかも、鍋より早く10分弱で茹で上がった。水蒸気偉大なり。そして今日は満月だった。試験ラッシュで音信普通になっていた友人に久方ぶりに電話したがテスト明けのお陰か元気そうだった、よかった。
消費生活がはじまった。大学生の頃消費者と言うことばが嫌いであったが、こういう記録から何が見えるのか楽しみです。初日はけっこう支出が多かった。麺類ばっかり。先々週から修練をはじめた太極拳では少しずつであるがコツがつかめて小躍りした。明日は満月だ。
1979年7月21日
血液型 :B
身長 :164cm 体重:50.8kg
居住地 :東京都目黒区(香川県出身) 1人暮らし
給与収入:月約10〜15万円
アルバイト収入:
仕送り:
親からの小遣い:
家賃:月5万円(風呂無し2部屋アパート)
自由になる金額:約5万円
ファッション代:約0.2万円
お金とは何か、それも一緒に考えたい。
支出には固定費と変動費があるが、変動費もけっこう固定的に存在する。
引越しとか。春は臨時支出が多い。