7時 起床。目覚めのシャワーを浴びる。
8時 カフェテリアでグレープフルーツやらシリアルやらのお決まりの朝食。
9時 授業(Novell netware...先生手抜きッスよ。そりゃ)
10時 授業 (Web development...中国系の先生、とっても熱心)
11時 復習
12時 カフェテリアで昼食(珍しくビーフを使ったメキシカンフードが当たりでした)
13時 授業 (Tech writing...金曜日にグループでプレゼンをすることに。クラスメートとメアド交換)
15時〜銀行へ住所変更の手続き(といってもIDを見せて新しい名前と住所を口頭で係りの女性に伝えただけ) 復習。
18時 カフェテリアで夕食(牛肉を炒めたコリアン料理(プレートにはそう書いてあった)が出ましたが、とってもアメリカナイズされた味だったので自分なりにどこら辺がコリアンなのかと判断したら唐辛子を含んだ刻んだネギが上にのっている辺りがコリアンだという結果に到りました)
19時 スタバでお茶(ジョシュ曰く"バニラシェイクマジうめぇ"(意訳)
20時〜予習。サラから電話(日本語の宿題を手伝う)
25時 シャワーを浴び就寝。
このように平凡な毎日が続いていますが、ずっと続けていたことを終える時、アッという間だったと思うことが多々あります。3ヶ月続いた消費生活も今日で終わり。2年間の予定の留学も約4ヶ月が過ぎました。この長くて短い"旅"も気付けばアッという間に終わっているかもしれない。一日一日を大切にしていこうと思います。今までお読みくださった方々、Webアクロスの方々どうもありがとうございました。これからもヨロシクどうぞ。
←著者近影
"ヒトを非難するとき3本の指は自分を向いている"というコトバをどこかで聞いたことがありますが、つくづくそう思います。ヒトの行動で何か自分が不快に思ったりした時にふと自分も過去に同じようなことを誰かにしていたなと思い出すことがあります。"ヒトに優しく自分に厳しく"母親から以前珍しくこんなことが書かれたメールが送られてきて、ふとそんなこと考える27歳。
豆腐を初めて見るアメリカ人には相当気持ち悪い食べ物だと思われているようです。親子丼の鶏肉の代わりに豆腐を使った料理を作って、一口味見させたらアメリカ人の女の子は吐き出してました。
同じ寮の友人ジョシュが"ロードオブザリングス"を借りたというので、今更ながら見ました。一度見たというジョシュがいろいろ解説してくれながら見ましたが3時間字幕なしは辛ッ。その後ジョシュのお気に入りという"モンスターズ・インク" も続けて見て、イイ具合に疲れを感じ就寝。
夜、図書館から寮へ戻り、部屋のドアを開けたらジェイソンとデビー(ジェイソンの彼女)が何やら焦って口元を拭ってその場を取り繕っていたので、自分は取り合えず気付かないフリをしてその場をやり過ごしました。自分のアメリカ人像はビバヒルから影響を受けている部分が多いせいか、実際アメリカ人でも人前でキスをするのを憚るんだなと少々ビックリしました。
サラの日本語の宿題を手伝う。すっかり”ヤリチ○”というコトバを覚えて、コトあるごとに使ってくるようになった。サラが日本語を話す時は必然的に標準語になり、丁寧なコトバになるからそのギャップが面白い。自分はと言えば"Sarah"の"サ"が上手く発音できなくてルームメイトに手伝ってもらい、やっとこさそれらしく発音出来るようになった時にはとっても嬉しかったッスよ。そりゃもう。
以前のルームメイト二人を含めほとんどのアフリカからの留学生は控えめで思慮深い人達なんだけど、一部のアフリカからの留学生(男女含めて数人)からよく牛乳、調味料、洗剤、タマネギ、ボールペン、テレフォンカード、ジュースなどを貸して(彼らの”貸して”や”使っていい?”というコトバは、つまりは”ちょうだい”を意味する)と言われ食傷気味。どうも気の良い日本人と思われてしまっているようだ。よくよく聞いたら他にも寮に住む日本人の女の子が同じようにモノをねだられ、被害にあっているという。アフリカからの留学生はどちらかというと裕福な家庭の出身の人々が多く、決してモノが買えない状況にあるわけではなく、ただ単に甘やかされて育ったか、金持ち日本人からはいくらでもタダでモノがもらえると思っているのかジャイアン的思考(ノビ太のモノはオレのモノ、オレのモノはオレのモノ)の持ち主か。香港からの留学生ウィニーも同じようにモノをねだられたそうなのだけど、気の強い彼女はNOと言って断ったそうだ。NOと言うのに慣れていない日本人。これを機会にNOという練習が出来そうです。
アメリカで生活してみてアメリカ人でも人見知りするヒトや過度にキレイ好きなヒトやシャイで女の子に話し掛けられないヒトなど日本にいたころの自分の中でのアメリカ人像とは随分と違った人達がいるんだなということが分かりました。
←秋晴れ。ピリリとした秋の雰囲気って好きです。
"アメリカ文化にはキリスト教が深く関わっている"と聞いたことがあるのでキリスト教について知るためと英語の勉強になるかなと軽い気持ちで以前遊びに行ったアメリカ人夫婦の家でbible studyに参加したんですが、ご親切な夫婦は日本語で書かれた聖書をくださり毎週誘ってくれるようになりました。次回はジーザスの映画(日本語吹き替え版)を見ようと言ってくださいました。神の存在を信じていないし信じるつもりもない自分としては、毎週のbible studyやジーザスの映画には堪えられそうもありません。
parents' dayということで、学校内には寮に住む子供たちに会うため親たちが訪れていました。
←学校内で催されたアフリカン・イベントで踊りを披露するスワジランドの学生達。元ルームメイトのスィンコ(写真中央・赤いシャツ)がとっても気持ち良さそうに民族舞踊を繰り広げていました。
金曜の夜ということで?橋へ。みんな”つり橋のドキドキ感→異性に対する好意と勘違い"の法則を期待しているとしか思えない。今回は2回目ということと月明かりで足元が見やすくなっていたので、以前ほどはビビらずに渡りきれたと思ったのもつかの間、誰かが”Car!"と叫んだので後ろを振り返るとヘッドライトがこちらに迫ってくる。一瞬スタンドバイミーの"Train!"のシーンと一緒じゃんと思いながら、必死で橋の袂へと急ぐ自分たち。橋に来る車中、ジョーにKKK(白人至上主義を掲げるカルト集団...インディアナ州が本拠地らしい)がいるかも知れないから自分たちから離れるなと聞かされていたので、もしかして迫り来る車は彼らだったら?と余計に焦る。不必要にエンジンを吹かしながら車はスピードを落とさずにどんどん近づいてくる。ジョーは女の子をフォローしながら、自分はその後ろを追いかける。あの時ほど陸地が待ち遠しかったことはない。あともうちょっと、あともう少し!やっと橋の袂にたどり着き、道の端っこへ避難。車は橋を渡り終えるとものスゴイ音を立てながら走り去っていった。あの車がKKKだとは思えないけど、直前にKKKについて聞かされていたので余計にビビってね。深夜アメリカの広大な土地の間を車に乗って眺めていると、アメリカ人がミステリーモノが好きなのも分かる気がしました。
←自分の名前をカタカナで腕に彫り込んでいるChad(19歳)
体調が悪い時に限って課題が目白押し。でも泣き言を言ってられるトシでもないのでヤルだけヤったッス....。結果は別として......。テストしくじりました......。
深夜、サラから電話。彼女はインディアナ州内の4年制大学で日本語を専攻しているsophomore(2年生)。日本にホームステイしたことがあるそうで、なかなか日本のスラングなども知っています。誰から教わったのか知りませんが、いきなり”ヤリマ○”などというコトバを口走ったりする陽気な彼女。”チンチ○”というコトバも知っていたので、ついでに”ヤリチ○”というコトバも教えてあげました。
夜、ジョーに誘われ3階の女子部屋へ。入った途端に自分の部屋と違ってい匂いがしました。ポスターが一面に張ってあったり、家族の写真が飾ってあったりといった辺りがアメリカ人の女の子らしい。
予習、復習に人一倍時間が掛かる自分はツルむ暇もなくそそくさと図書館へ....。
←tech writingのクラスで使っている机。狭ッ! ノートと教科書を同時に使うにはとても不自由します。ましてやペンケースなんて置けません。
今日は学校紹介だよ!
自分が通っている大学にはLaw enforcementという学科があり、その学科を専攻している学生が制服を着て腰には警棒と無線機を携帯し学校内を見回っているので、少しばかり?安心感がある。カフェテリアのデザートはculinary artsという学科の学生が作っているという噂がある(味はやっぱりアメリカン!)。RA(residential assistant)の学生は寮のフロントデスクの仕事をする代わりに寮費がタダに。しかも一人部屋を宛がわれる。funeral service(葬儀)を学んでいる学生もいる。broad castingでは大学が所有するラジオ局があって初々しい感じの学生の声が時々聞こえてくる。学んでいる内容を学校内の仕事で生かせる?(人件費も抑制出来て一石二鳥!)のがアメリカの大学の特徴のような気がします。
ルームメイトのジェイソンからアジアンマーケットで買ったと言うグリコのポッキーをもらった。以前エリックが韓国から仕入れたというポポロンもどきのお菓子やエンゼルパイもどきのお菓子といい、アメリカにはないアジアの(アメリカと比べて)甘さ控えめのお菓子はアジアフリークのアメリカ人にウケがいいように思える。スニッカーズを代表とする甘っとろい大味なお菓子にウンザリしているアメリカ人がいるということだ。母親が送ってきた”こんにゃく畑”(なぜ"こんにゃく畑"かは謎)も、食したアメリカ人にはウケていたようです。健康志向の高い人々が多いと言われているカリフォルニアで”こんにゃく畑”はウケそうな気がするんだけど。今回アメリカに来て”こりゃウマイ”と思ったモノはマシュマロ入りのシリアルとクルミが沢山入ったパイ(どちらも学校のカフェテリアに置いてある)。どちらも甘いんだけど後引くウマさ。あー今日の日記にオチはないのでこの辺で失礼します。
←パイとシリアル。このシリアルをミルクをヒタヒタにして食べるのがお気に入り。香港人のツェーには理解しかねるらしいですが。
あまり大きな声では言えませんが専ら映画や音楽はダウンロードして楽しんでいます。でも本当に好きな映画や音楽だったら最終的には買うと思うんですよね。モールラッツをダウンロードしても、削除されたシーンや英語の字幕までは付いて来ませんから。あぁフツフツと物欲が...。でも何がモールラッツを買うのを妨げているかというとあのアホくさいリージョンコード。DVD買うの諦めてダウンロードしたくもなります。
13日の金曜日ということで同じ寮に住む友人達と深夜にとある橋までドライブ。
この橋、大きな川に掛かっていて車が一台通れる程度の幅で明かりも何にも付いていない車専用なんだけどその橋を手持ちのライトで照らしながら歩いて渡るといういわばアメリカ版肝試し。床は木の板で出来ていてキシむし、高い場所にあるし、足場は狭いし、先頭のチャンドラーしか明かりを持っていないので最後列にいた自分は真っ暗闇の橋の上を前のジョジョを頼りにビクビクしながら歩き、まるで映画"STAND BY ME"の跨線橋のシーンのようであの時のバーンの気持ちが初めて分かりました。
個人的にはドキドキ感で恋が芽生えるどころか早く橋を渡り終えたいという気持ちでいっぱいでしたが、リルはジョジョに恋心を抱き初めていたように思えました。
←橋の上にて
Web上で行われるe-commerceのクラスは前もって課題が出され締め切りはクラスのある日の深夜12時ということになっているんだけど、大抵締め切り間近になってやっとこさ提出するパターン。課題に追われると急に部屋の汚さが気になって部屋の掃除をしてみたり。
ルームメイトは整理整頓が苦手というか、部屋が散らかっていても気にならないタイプのようで、絨毯にたくさんゴミが落ちていたから掃除機で掃除していたら、”そんなことする必要ないよ”って。完璧なヒトなんていないから、お互いある程度妥協して生活するのが寮に住むコツだと思って過ごしています。
カレンダーには"Day of Remembrance"と記述されています。
大学構内では犠牲者を追悼する式典が催されていました。愛国心を示すため国旗を彩ったシャツを着ているヒトを見かけたりしたけど、個人的にはクラスの課題のことで頭が一杯でいろいろ考える余裕がありませんでした。余裕ねぇー。
アメリカと言えば人種。好みがハッキリと分かれています。白人の友人がこちらの学生に人気の洋服Abercrombie(www.abercrombie.com)についてプレッピーで好きだと言っていたので、何気なくアフリカンアメリカンの友人にこのブランドについて知っているか訊ねたら彼曰く「それはwhiteのブランドだからblackは着ない」確かにカタログを見たら白人のモデルしか登場していない。じゃぁアフリカンアメリカンはどんなブランドを好んで着るかと言えばFUBU(fubu.com)。"For Us By Us"の略だそうで聞いて納得。MTVで流れる音楽と言えばアフリカンアメリカンはrap、白人はロック。それぞれ固有の文化を持っていることが分かりました。
←写真は深夜の寮の廊下で"my baby"と電話で話すジョー。
アメリカ生活あるある辞典。
1) 車を運転している時に交差点で思わずワイパーを動かしてしまい苦笑い。
2) 2段ベッドの下段に寝ていて起きたときに上段に頭をぶつけ、ひとり悶える。
3) シャワーを浴びている時にヌルくなったのでノズルを捻ったら逆に捻ってさらに冷たい水を出してしまい、ウヒョッ。
あるある。
11時 カフェテリアで朝食兼昼食(ブランチというと聞こえがいいけどそんな気取ったもんでもないし)
15時 ジムでワークアウト
19時 昨日の残り物などで夕食
空いた時間は勉強と平凡な日曜日でした。
ホストファミリーが食事を用意して車で15分ほどの場所にある公園で留学生のためのピクニックが催された。”ホストファミリー”と聞くと、賛否両論ありますが、ここでいう”ホストファミリー”は一緒に住む必要がなく、週末などに一緒に過ごしたりする”ホストファミリー”を指すそうで、興味があったので早速自分もホストファミリーを持つための申し込みをした。申し込み用紙には”自分の国についてホストファミリーや教会で進んで話をしたいですか?(Would you be willing to〜)”という欄があったので、自分はYESと記入したのだけど東欧からの留学生モニカは”なぜそんなことしなくてはいけないのか?冗談じゃないわ(意訳)”といった感じでとっても憤慨していた。人前で話すのが嫌いなのか、自分の国に誇れる部分がないと思っているからなのか真意は分からなかったけど、あの時の彼女のしかめっ面が印象的でした。
授業が終わり、寮に戻ると部屋に通じる廊下のドアの前で同じwingの学生が咳き込みながら、”誰かがペッパースプレーか何かを廊下に撒いたから部屋には行かないほうがいい”と言ってきた。試しに廊下に入ろうとしたら、咳をせずにはいられない。結局しばらく部屋には戻れず。忠告してくれた学生は必要があって部屋に戻り、後で吐いたりして散々だったそうです。
日付変わって午前3時、火災報知器のけたたましい音で起こされRA(resident assistant)のブロースが各部屋のドアをものすごい勢いで叩いて周っているのを見て、焦って寮の外へ避難。消防車到着。当たり前ですが、いたずらだろうが何かが焦げただけだろうが、報知器が一旦鳴ったら安全が確認されるまで全員外へ避難しなければならない。騒ぎが収まりその後廊下のドアには”バスルームの火災報知器を鳴らした人間が発見されない場合、この(自分の部屋がある)wingの人間全体に$300までの罰金が科せられるかもしれない(may be fined)"と印刷された紙が張ってありました。以前、クリスが別の寮に住んでいた時にバスルームで誰かがペイントボールでいたずらして、結局犯人が分からずwing全体に罰金が科せられクリスも支払ったという話を聞いたことがあるので、冗談抜きで全員罰金を払う羽目になるんだろうな。
"全体責任"という意味を学びました。
thirsty thursday.
海外で出会った男女がすぐ恋に落ち易い傾向があるのは何故か?
"あいのり"が既に証明している通りですが、自分なりに考察してみると
1) つり橋を渡る男女がドキドキを相手に対する好意だと勘違いしてしまうように、海外に来てドキドキしているから
2) 海外に来て寂しさを感じ、誰かと一緒にいたいから
3) 選択肢が少ないから
恋ッスか〜(遠くを見つめながら.....細い目が余計細くなっていると思われます)
technical writing(技術的な仕事をするヒト向けの英作文)のクラスでグループに分かれ、一緒に問題を解いていくという場面で自分から発言せずに意見を求められて初めて口を開くというすごく消極的な態度を取ってしまった。反省ッス。周りがネイティブだからって気にすんな!次回からは積極的に行け!→自分。
大学のカフェテリアの食事は基本的に食べ放題なので、どれくらいが標準的な食事量なのかが分からなく、ソフトクリームやケーキや炭酸飲料などの口当たりのよい食べ物、飲み物(=高カロリー)も置いてあるのでついつい食べ過ぎてしまうことが多い。日本の伝統的な食事の偉大さに気付きます。
←写真は今日の夕食。この後にケーキ、ソフトクリーム、シリアル、フレーバーコーヒー(チョコレートラズベリー)などが続きました。
Labor dayで授業は無し。留学生のためにピクニックが催されバレーボールやバドミントン、ピザなどを楽しんだ。母親に連れられ来ていた女の子(推定年齢3歳)が話す英語がタドタドしくてカワイらしかった。そんな彼女ですが、多分英語を話したり聞いたりする能力は自分と大して変わらないような気が....。あっオレの英語レベルってネイティブ3歳級ってことか!?
ポーカーに負けたらstrip pokerだとは露知らず、最後には全て脱ぐ羽目に。約束を守らない日本人だとは思われたくないから全て脱ぎましたよ、しらふで...。
1975年7月26日
血液型 :A
身長 :175cm 体重:61kg
居住地 :アメリカ合衆国インディアナ州 寮暮らし
給与収入:
アルバイト収入:
仕送り:
親からの小遣い:
家賃:月10万円(食費等込み)
自由になる金額:0.5万円
ファッション代:0円
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