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定点観測
report : 2016 | 
08 / 06

#428 | 実施日 : 2016 / 08 / 06 | 最高気温 : 34.2 | 最低気温 : 25.8 | 天候 : 曇りのち時々晴れ

第428回 定点観測 解説

大きなトレンドの転換期に浮上する「黒」のトレンド。

ポスト・ノームコアは、黒ファッションで「モード」のベクトルと、和柄やヴィンテージ柄で「タッキー」のベクトルに。

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43年間営業してきた渋谷パルコの店頭前での定点観測はこの日が最後。月末には仮囲いが出来る予定なので、9月の定点観測・渋谷地点は、仮囲い前をメインに、人の流れを観察しながら、必要に応じて、公園通りを降りたり神南方面に移動することも検討中。
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いつになく“おしゃれ母娘”が目立った渋谷地点。なかでも50代の母と20代の娘という組み合せが多かったのは、渋谷パルコにご自身の青春も重ねて「さよなら」を言いに来てくださったのかも?と我田引水。。ありがとうございます。 それにしても、みなさんきれいでスタイルも良く、もはやアパレル業界や流通業界で長年いわれていたミッシーやミセスというカテゴリーでは語れない。ちなみに、新人類世代の女性を“Hanakoさん”と命名したのは「ACROSS」編集部です。
パッと見たところではどちらが母なのか区別がつかない母娘が渋谷に増えたのは、2000年代半ばから。某メーカーの研究所との共同研究(定点観測特別編)のおかげで、「渋谷=若者とも限らない」という実態も早くからキャッチ。いろいろな世代の組み合せの母娘を記録してきた。
2016年8月6日土曜日第428回目の定点観測の実施日は、71年前の当日は、広島に原爆が投下された日でもあり、1973年にオープンした渋谷パルコが建替えのため、一端閉館する前日でもあった。セール期だった7月に比べると、渋谷、原宿、新宿の3地点とも通行人数は減少していたが、渋谷地点に限ってみると、いつもよりおしゃれな母娘の姿が目立った。

いつも通り、前日までプレサーベイを実施した結果、雑誌などではそれほど取り上げられていない「黒ファッション」が多く、メインテーマとした。
大きなトレンドの変わり目に浮上する傾向にあるのが、この黒ファッション。ストリートファッション史からすると、黒ファッションはある種の「リセット感」を象徴しているかのようにも思われるが、ここ数年続いていた白や紺、生成りといったシンプルでベーシック、ノームコアなファッションが、いよいよもって終息に向かっていることを確認する定点観測となった。

ちなみに、6月に「女性(黒い)太パンツ」7月に「男女黒トップス」として取り上げたが、7月のセール期を越えるやいなや、30代以上のオフィスシーンでも黒いワンピースノースリーブトップスとパンツのセットアップが急増。全身黒ファッションでクール×モードなスタイルを筆頭に、トップスかボトムスのいずれかが黒を着用する女性が増えていることなどを総括し、
「女性黒アイテム(まトップスまたはボトムス)、うち、黒ボトムス」とした。

具体的な「女性黒アイテム(トップスかボトムスのいずれか)、うち黒ボトムス」のストリートファッションは、こちらからどうぞ↓
http://www.web-across.com/observe/srnrj20000044w0v.html



各地点別の着用率は以下の通り。カウント時間は各地点13:30~14:30の1時間。定義は以下の通り。

女性黒アイテム(黒トップスまたは黒ボトムス)トップスまたはボトムスが黒を着用している女性すべて。デザインや素材は問わない。ワンピースも含む。
・うち、女性黒ボトムス:上記のうち、黒いボトムスを着用している女性すべて。デザインや素材は問わない。パンツでもスカートでも可。

渋谷が78.8%、原宿が91.8%、新宿が92.1%と、セール期だった7月の第1土曜日と比較すると3地点とも通行人数が減少していた。

渋谷:n=2,357人/7月比78.8%
男性通行人 47.4%(1,117人)7月比81.6%
女性通行人 52.6%(1,240人)7月比76.3%
 うち、スカート着用 34.8%(432人)

女性黒アイテム(トップスまたはボトムス) 24.4%(303人)
 うち、女性黒ボトムス 16.0%(199人)

原宿:n=3,505人/7月比91.8%
男性通行人 40.7%(1,428人)7月比83.7%
女性通行人 59.3%(2,077人)7月比96.9%
うち、スカート着用 37.0%(768人)

女性黒アイテム(トップスまたはボトムス) 24.8%(515人)
 うち、女性黒ボトムス 16.2%(337人)

新宿:n=2,018人/7月比92.1%

男性通行人 54.1%(1,092人)/7月比102.9%
女性通行人 45.9%(926人)/7月比81.9%
 うち、スカート着用 38.6%(357人)

女性黒アイテム(トップスまたはボトムス) 24.6%(228人)
 うち、女性黒ボトムス 14.0%(130人)


 
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昨夏白Tから肩のピークの部分だけをまるっと露出するオフショルダーのトップスに着替えたのでは、と思われるモードコンサバ系の女性(左)、ボートネックにもオフショルダーにもなるタイプのトップスを太めのデニムと合わせてLAセレブ風な着こなし(中)、コンパクトなトップス=オフショルダー&ショート丈という理由からの選択も(右)。

 ズームアップ1:ヘソ出しスタイル
 
1つ目のズームアップアイテムはこちら。
ノームコア全盛/定着の一方で、女子のあいだでは、ヘルシー&かわいいセクシーな肌や肩を露出するスタイルが浮上中。ということから、先月(7月)は「肩出し/オフショルダー」を取り上げたが、完全なる盛夏を迎え、「ヘルシー<セクシー感」という夏休み/バカンスらしい、ファッション=ヘソ出しスタイル」を取り上げることにした。
 
おそらく、トップスがショート丈の傾向にあるからと、ヘルスゴスの流れと、盛夏に必ず浮上するLAセレブスタイルなどの影響だろう。2014年8月に「ミドリフ丈トップス」として取り上げたことがあるが(左2点)、その時と比べると“ギャル度”が薄まり、ボトムスにボリューム感が出て、80sのようなゴージャズ感が浮上している(写真は2016年7月の定点観測から)。
 
また、ティーンズを中心に、トップスのコンパクト化が進んでおり、90sの流行した「チビT」が復活の兆し! 「今しかできないファッション=お腹見せ/肌見せ」と着用されているようすも伺えた。これもまた、脱ノームコア=大人ファッションから若者らしいストリートファッションの新しい動きとして注目したい。

各地点のヘソ出しスタイルはこちらからどうぞ↓
http://www.web-across.com/observe/srnrj20000044wqv.html



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2002年の「スカパン(スカート・オン・パンツ)」の写真(左)、恐るべし、GUのMD力!昨年の黒ガウチョパンツに引続き今年大ヒット商品になっているのが、サイドに深いスリットが入ったこの白いロングTシャツだ(中)、00年代初頭のスカパンの一般化は、その後ずーっと一定層はいる“なるべく脚を露出したくない”という女子のグループのライフスタイルファッションをもたらした(右)。
 
ズームアップ2:ヴィンテージ柄

2つ目のズームアップアイテムはこちら

先月(2016年7月)の「スカパン(スカート・オン・パンツ)」でも触れたが、トレンドが、シンプルでクリーン、モードでスタイリッシュから、やや野暮ったく、レトロで暖かみのあるものへとシフトしている。

その象徴的な事象が、洋服においては、無地から柄ものへの気分の変化だろう。春にもローブっぽく薄手の柄ものを羽織るスタイルが浮上していたが、その後「インパクトTシャツ」「柄シャツ」など、徐々に何がしらかのデザインや柄が施されたものが増えている。

黒一色でモードなファッションが増える一方で、大人にとってはちょっと懐かしいような色使いや柄モチーフ(幾何学模様や植物、風景など)が、新人類ジュニア世代以降にとっては新しい、というトレンドだ。

面白いのは、レトロな雰囲気、ヴィンテージっぽい雰囲気を感じるような柄のシャツやワンピースなど、70sっぽい野暮ったさ=90sっぽい野暮ったさに加え、特に原宿地点では、和柄が増えていたことだ。

ストリートファッション史からみると、90sに「バナル」というキーワード、日本語でいうところの「ダサかっこいい(ややダサいところが返ってかっこいい)」という“ズラし感”がトレンドになっているともいえそうだ。


また、インタビューでも、いよいよ2000年代生まれ=ミレニアム世代に出会うことが増え、東京のストリートでは、“新しい若者世代による新しいトレンド”が浮上しているようだ。

 
●各地点のスカパン、レイヤードファッションはこちらからどうそ↓


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