VINYL JAPAN Pt.5

VINYL JAPAN Pt.5

レポート
2002.02.06
カルチャー|CULTURE

“世界一レコード店が多い街”としてギネスブックにも認定された渋谷・宇田川町に、1月2日、新譜CD、輸入・中古アナログを扱う『VINYL JAPAN Pt.5』がオープンした。

「CISCOやDMR、MANHATTAN RECORDSなど、ダンスミュージック系レコード店が主流の宇田川町で、既存店で培った得意のロック系で勝負。新宿店よりも分かりやすく、凝縮した品揃えにしました」と、店長の岩渕さん。

客層は、10代の若者から40〜50代のビジネスマンまでと幅広く、“昔ながらのレコード屋”といった雑然とした雰囲気の店内は、極めて自然体。激戦区・渋谷に出店した、といった気負いが一切ないのがかえって魅力、という独特のショップである。

時代を反映した店舗ができては消える渋谷だが、流行に左右されない独自の価値観で出店し、定着するケースが増えているのも確かだ。

ちなみに同店は、ロンドンに事務所を構え、自社レーベルも展開。ライブイベントの企画・運営も行っている。

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