篠原紙工「Factory4F」
レポート
2020.01.29
カルチャー|CULTURE

篠原紙工「Factory4F」

信頼関係を大切にした提案型のものづくりとは?
紙加工の見学スペース「Factory4F」が会社を変えた理由


近年、若者の雑誌離れが目立ち、ACROSSで月に1回行なっている定点観測でのインタビューでも「雑誌は全く読まない」という声が少なくない。新聞も電子化され、一般的には印刷物に触れる機会は急激に減っている。

そんななか、昔ながらの技術を新しい切り口でアップデートし、「紙のプロダクトを楽しむ」という新たな流れが増えている。ACROSSで過去に取材した、紙に関連する雑貨販売と活版印刷のオーダーを受け付ける千駄ヶ谷の「PAPIER LABO.(パピエラボ)」(2007年10月の記事)や、立ち飲み屋を併設する活版印刷屋「RHYTM AND BETTERPRESS(リズムアンドベタープレス)」(2018年7月の記事)などもその一部だ。

今回取材したのは、東京都江東区にある有限会社・篠原紙工。身近な“紙”を使ったプロダクトを生み出し続けている製本会社だ。2020年5月に42期を迎える同社は、「提案型のものづくり」を軸に様々なプロダクトを生み出しつつ、近年ではトークイベントや紙加工の工場見学をおこなう「Factory4F(ファクトリーヨンエフ)」の運営などにも取り組んでいる。2012年には仕事仲間6社で「印刷加工連」を結成し、リングノートやメモパッドといった紙プロダクトの製作、販売もおこなっている。また2018年にはデザイン会社である株式会社TANTが立ち上げた紙のジュエリーブランド「ikue」の商品開発および製造を担うなど、これまで培ってきた技術を生かした新しい取り組みにも積極的だ

そんな篠原紙工が考える仕事観や、Factory4Fがもたらした意外な影響、ペーパープロダクトへの思いについて、社長の篠原慶丞さんと、Factory4Fマネージャーの田渕智子さんに伺った。


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江東区にある製本会社、篠原紙工。4階には工場見学ができるFactory4Fを併設している。
カタログ、冊子といった紙のプロダクトは、様々な工程を経て、私たちの手元に届く。デザイン会社、素材になる紙を作る製紙メーカー、文字やイラストを紙に刷る印刷会社……。そして製本会社は、紙を切ったり折ったりして形にする役割を担っている。

篠原さんは「紙を加工する要素は、大きく3つ。切るか、折るか、綴じるかなんです」と語る。切り方、折り方、綴じ方の3つを自由に組み合わせて加工するのが、製本の役割だという。同社では3つの要素の中で様々な試みを行なっている。

例えば、「切り方」でいえば、一般的に真四角なものをあえて三角形に切ったり、「折り方」では直角にするところを斜めに折ってみたり、篠原紙工ならではの特殊な「綴じ方」があったり……。こういった組み合わせによって、様々なプロダクトが生み出されているのだ。

製本と聞くと「書籍の製本」をイメージするかもしれないが、篠原紙工の強みは、書籍以外にあるのだそう。

「創業からずっと、カタログ、パンフレット、リーフレットの製本がメインです。5〜6年ほど前から書籍も手がけるようになってきましたが、仕事実績で本が占める割合は2〜3割ほど。今でも、パンフレットや会社案内などのリーフレット、イベントの告知用のDMやインビテーションカード(招待状)といったご依頼が一番多いです」(篠原さん)。


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篠原さん自らイベントへ登壇されることも多い。ペーパープロダクト関連のイベントは都内でも少なくなく、デジタル化が進むいまでも関心の高い層がいることがうかがえる。
「お客さんが求めるデザインを実現するだけが仕事ではない」と篠原さんは言う。

「例えば『丸い形の本を作ってください』という依頼があったとして、僕たちの仕事は、ただ技術を駆使して、丸い本を作るわけではないんです。お客さんに言われた通りにするだけじゃなくて、『なぜ丸い本なんですか?』と質問します。打ち合わせでは、このように『なぜですか?』と目的や背景を聞くことが多いです」(篠原さん)。

この「なぜ」という質問を投げかけることで、場合によっては当初の希望とは違う形のプロダクトが完成するケースもあるという。

「質問することで、お客さんが丸い本にしたい理由が自分のなかに落とし込まれるんです。すると、場合によっては『だったら今回は、丸ではなくて五角形の方がいいんじゃないですか?』と、むしろ違う形の方がいい場合も出てくる。そういった意義を大事にして、積極的に提案をしています」(篠原さん)。

篠原紙工のように積極的に提案をしたり、企画段階から参加する製本会社は決して多くないという。この「提案型のものづくり」について、篠原さんは「創業した父の時代から、お客さんに改善提案をする土壌があった」と語る。

篠原さんによれば、切り方や折り方といった工夫の提案は、もともと先代が行なっていたのだそう。そのうち、クライアントから「提案してくれてありがたい」「もっと早く相談すればよかった」という声があがり、徐々に信頼関係を積み重ねて、今のスタイルになっていった。今では、場合によっては企画会議から参加することもあるそうだ。


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「ただお客さんの希望通りにプロダクトを作るのではなく、その目的や背景を大事にしています」(篠原さん)
「製本・加工というのは、紙を通して伝えることを補助する役割を担っていると思っています。例えば、本の装丁で伝わる情報は“印象”くらいで、ダイレクトに何かを伝えるのはなかなか難しい。でも、製本で伝えたいことをダイレクトに表現できたことが何回かあるんです。それは、すごく印象に残っていますね」(篠原さん)。


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篠原紙工の提案で実現した「いいかげん折り」のリーフレット(右)と、「いいかげん折り」の加工見本(左)。
これは、篠原紙工が制作したネイルサロンのリーフレットだ。はじめは三角形をテーマに「三角の紙を三角形に折ってほしい」という依頼で、クライアントの予算には収まらない状況だったという。

「『どうして三角形なんですか?』と聞いたところ、ネイルサロンの店名の由来がフィンランド語で「三角」という意味だから、三角形にこだわりたい、と。そこで、弊社が持っている技術の「いいかげん折り」で、折り目のズレ部分に三角形のシルエットがたくさん現れることを提案して、採用いただいたんです」(篠原さん)。

篠原さんは「『なぜ』でお客さんの思いに答えつつ、いい加減折りという技術でお客さんの伝えたいことを表現できた事例なので、印象深いです」と笑顔で続けた。


「心から信頼できる人たちと仕事がしたい」

プロダクト制作において、篠原さんが何より大事にしていることがある。それは、「どういう人・会社とやるのか」だ。

それぞれ得意分野や専門技術を持った会社が連携して1つのものを作るのが一般的だという製本、ないし製造業の世界。だからこそ「信頼関係」を大切にしたいと篠原さんはいう。

「制作において、弊社だけで完結できることってほぼないんです。広い意味での同業会社さんと協力しあいながら作っていく。そこでは、信頼関係のある人や会社にしか頼みたくないという思いがあります。たとえ1度名刺交換した相手でも、評判がいいという噂を聞く会社でもダメです(笑)。仕事の価値観を知って共感できなければ、いい仕事はできないと思っています」(篠原さん)。

この「信頼関係」の精神は、仕事上のパートナーだけでなく、社内環境に通じるところもあるようだ。

「仕事を含め、生きていくうえで、上辺だけの付き合いは嫌だなと思っています。『仕事ができればいいじゃん』とはならなくて、心から信頼できる人たちと一緒にいたいし、そういうチームで共同作業をしたいという思いがあります」(篠原さん)。


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Factory4Fの入り口には、大量の紙と看板が置かれている
篠原紙工が入っているテナントビルの4階にある「Factory4F」。手作業による紙の加工作業をする場としての機能に加え、年に数回のトークイベント開催、予約制の工場見学などをおこなっているスペースだ。

Factory4Fができたのは、2013年のこと。認知度の低い“製本業”を色々な人に知ってもらう場、社員が働く工場以外の場を作りたいという思いがきっかけだった。

「以前から、製本業について知ってもらえるショールーム・物販スペースを作れないか?という漠然としたアイデアがありました。そんなときに、ちょうどビルの4階に空きが出たんです。それで、これはやるしかないぞと。思い切って、大家さんに貸してくれるよう頼みました」(篠原さん)。

Factory4Fが作られたのも、「信頼関係」あってこそだったという。

「よく食事や飲みにいく仕事仲間に『新しいことをやるために4階のスペースを借りた』と話したら、『面白そう、手伝うよ』とメンバーが何人も集まってくれました。Factory4Fは、信頼関係のある仕事メンバーと一緒に作り上げた場所なんです」(篠原さん)。

集まったのは、グラフィックデザイナーや、デザイン会社勤務の会社員、編集者など。話し合いながらロゴデザインや空間デザイン、設計を進めていった。

「Factory4Fの立ち上げは、文化祭のような雰囲気もありました。 朝7時に、朝食のパンを持ち寄ってミーティングしたりとか(笑)。当時のメンバーの紹介で、その打ち合わせに参加したことがきっかけで入社したのが、現Factory4Fマネージャーの田渕なんです」(篠原さん)。

Factory4F入社前には、スコットランドの大学院で写真を専攻していた田渕さん。海外で学ぶなかで写真をプリントする「紙」、そして「製本」に興味が移っていったのだそう。

「海外の大学院から日本に帰ってきて、日本の製本を知ろうと思っていたんです。そのときにデザイン会社の知り合いが『ちょうど新しいことを始める製本会社があるよ』と紹介してくれたのが、篠原紙工でした。これから仕事をどうするか悩んでいたタイミングで社長が誘ってくれたことで、入社を決めました」(田渕さん)。


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Factory4Fマネージャーの田渕さん。「色々な偶然が重なり、絶妙なタイミングで篠原紙工と出会いました」と立ち上げ当時を振り返る
社外メンバーの協力を経てようやく完成したFactory4F。しかし、日々の作業とのバランスが難しく、なかなか思い描いていたような運営方法で進めることができなかったという。

「最初は、定期的にワークショップなどを開催していたのですが、それを続けていくうちに、限られた社員数でワークショップやトークイベントを開催するのは、想定していたよりも厳しいことがわかったんですね。工場見学も、一部の現場の手を止めることになり、仕事がうまく進まないという問題も出てきたんです」(田渕さん)。

現在、工場見学は定期開催せず希望者のみにおこなっており、トークイベントの開催も1年に2回ほどに抑え、日々の業務に影響の出ない範囲で運営している。そういった理想とのギャップはあったものの、活動を続けていくなかで思いがけない利点を感じたという。

実は、結果的に会社内部を大きく変える“社内改革”の意味合いが大きかったんです。私や社外メンバーが新規事業に立ち入ったことで、初めて篠原紙工の内部の問題が明らかになりました。当時は、社長と社員の間には分断があったんです。外から入った私が、ちょうどその分断を埋める形になりました」(田渕さん)。

当時の社員は「社長は何を考えているのかわからない」「どこを目指しているのかわからない」と不満を抱えていたそう。

「当時、僕はまだ社長じゃなくて専務だったんですが、そのときはどうしても、会社の外のお客さんにばかり目がいってたんです。会社の内側には目を向けることなく、僕の考えていることは社員もわかっていると思い込んでいました」(篠原さん)。


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Factory4Fの立ち上げ当初を振り返る篠原さん
少し気恥ずかしそうに、篠原さんは続ける。

「言葉にしなくても見ればわかるでしょ、という気持ちでいたんですよね。でもFactory4Fが始まって外部の視点が入るようになって、『もっと向き合って伝えないとダメだ』ということに気づかされました。結果的に、以前に比べて会社の雰囲気はすごく良くなったと思います」(篠原さん)。

今では、篠原さんが自身の考えや方針を積極的に社員に伝えるようになり、社員も社長の言葉に耳を傾ける関係ができてきたそうだ。

また田渕さんいわく、社長と社員の信頼関係の構築に加えて、もうひとつFactory4Fがもたらした嬉しい影響がある。

「Factory4Fについて、ブログやInstagramといったSNSで発信をしていたんですね。それによって、弊社の取り組みや制作事例が若い人たちの目にとまって、若年層の社員がグッと増えました。それを狙っていたわけではないのですが、結果的に人材採用につながったのはよかったと思います」(田渕さん)。


現在、篠原紙工で働く社員は20人ほど。取材時にも、20代と思われる若い社員さんたちが、真剣な眼差しで手作業による加工作業に取り組んでいた。


思わず手に取った紙に、意味がある。製本・紙加工を楽しむコツ


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篠原紙工の加工見本を詰め込んだサンプルセット「4F BOX」。ただの紙見本とは一味違い、一般の人でも製本の楽しさを感じられる。Factory 4Fと通販サイトで 3,500円にて販売しているほか、工場見学の際には、見学料金(5,000円)に含まれている。
日常的に意識して見る機会は少ないであろう製本技術。製本業に携わる篠原さん流の「紙を楽しむコツ」は、「思わず手に取ってしまった紙について考えてみる」ことだという。

「『この紙はここがいい』と意識している人って、ほとんどいないと思うんですね。でも、そこでちょっとだけアンテナを張ってみるんです。思わず紙を手に取ってしまったときに、それはなぜなのか?を考えてみる。形が可愛かったからとか、イラストや写真が綺麗だったからとか、何か理由があるはずです。その理由に、きっと紙の存在意義が宿っていて。思わず手にとった紙を通して、その意義に気づけるんじゃないでしょうか」(篠原さん)。

紙の魅力について、篠原さんは次のように続けた。

色や文字のフォント、サイズといった視覚的な表現は電子でも可能です。でも、紙になった瞬間に、形のデザインや素材、郵送や手渡し、ラックに置くといった届け方まで、あらゆるアプローチが可能になるんです。そういう紙の多彩なところを感じて欲しいですね」(篠原さん)。


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仕事仲間の6社で結成した「印刷加工連」ではシンプルで使い勝手のいい文具の制作・販売もおこなっている
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「印刷加工連」の人気商品であるメモパッド(上の写真・左下)は、折り込み部分に絶妙な深さの切り込みが入っているため、スムーズに折りたたむことができる。

ただ紙に加工を施すだけでなく、デザインを通して誰かの思いを伝えたり、受け手をワクワクさせたりと、「製本」が持つ可能性を広げ続ける篠原紙工。取材を通して、社長の篠原さんや田渕さんをはじめ、社内外問わず「人」と真摯に向き合い、共に作り上げることを大事にする社風からこのようなプロダクトが生まれていることを実感した。

今後、身近なペーパープロダクトに隠れた「(自分なりの)紙の意義」に着目しつつ、その作り手にも思いを馳せてみたい。

【取材/文:市川茜+「ACROSS」編集部】


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商品開発と製造で関わっている「ikue」。伝統的な紙の加工技術である三方金を施した紙を重ね、360度に広げることで華やかで表情豊かな光を放つアクセサリーに仕上がっている。


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