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定点観測
2004.05.15

#281 | 実施日 : 2004.05.15 | 最高気温 : 23.7 | 最低気温 : 15.6 | 天候 : 晴れのち曇り

281定点観測Zoom-2・解説


■2004年5月15日(土)実施:センターパーツヘア

さて、もうひとつのズームアップアイテムはこれ。一部のオシャレさんの間ででじわじわと増えている、まさに「今後注目したいトレンド」のひとつでもある。

いわゆる「前髪が長く、真ん中で分けたヘアスタイル」だが、サイドや後ろは70年代フォークロア風ロングヘアではなく、肩くらいまでの長さの方が、シャープでちょっぴり知的&フェミニンなイメージで今っぽい。

もっとも分りやすいのは生命保険やNTTドコモのFOMA、C1000タケダなどのCFに出演している長谷川京子さん。もともとはカワイイ系の女の子がターゲットの雑誌『CanCam』の人気専属モデルだったが、昨年あたりから、イメージチェンジ!「ただかわいい女じゃない!」と知的でクール、しかし熱い意志の強い大人の女へと変身する表現のひとつとして、今のショート・センターパーツのヘアスタイルへと変えたのかもしれない。

雑誌でいうと、『SPUR』や『FIGARO』『InRed』。職業ではエディターやショップのプレスといったクロウト筋に好まれるスタイルのよう。

実際に街で観察してみると、渋谷、原宿、新宿の3地点中「センターパーツヘア率」がもっとも高かったのは渋谷。というよりもダントツで渋谷地点が多く、サイドが長めの子も意外に多かった。

インタビューをしてみると、「知的でクールな大人の女」を目指したい、という潜在意識に加えて、ヘアサロンで勧められた、と言う子も少なくなかった。この「知的でクールな大人の女」というキーワードは、かつて80年代後半に「ワンレン(ワンレングス)」が出て来た流れと似ていなくもない。当時はワンサイド・レングスだったが、04年の今はセンターになったというわけだ。

その理由は、おそらく、「ニットキャップの深被り」や「バングスのあるヘアスタイル」を取り上げた時と同様、頬にサイドのヘアを両方から垂らすため、横分けよりも顔の幅を若干隠して面長風=顔が小さく見える効果がある、ということなのだろう。相変わらず「小顔(に見える)」ことは外せないポイント。ファッションのポイントが全体のバランス感であることには違いはないようだ。

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